【コラム15】「できない」じゃなく、“その子に合う方法”を探す。嫌がる理由の先にあった小さな安心の話|“特性を活かす”という考え方

「また嫌がった…」

「なんで今日はダメなんだろう」

「昨日はできたのに」

「私のやり方が悪いのかな」

髪を整える時間。

・本当は、髪を切ってさっぱりしてほしい。

・少しでも気持ちよく過ごしてほしい。

でも現実は、

・嫌がる。

・動く。

・怒る。

・逃げる。

・顔が固まる。

・急に不安そうになる。

そして親の方が、分からなくなる。

・「何が嫌なの?」

・「どうしたら安心できるの?」

・「押さえつけなきゃダメ?」

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

もしあるなら、最初に伝えたいことがあります。

もしかしたら、“できない”のではなく、“その子(その人)に合う方法が、まだ見つかっていない”だけかもしれません。

■「嫌がる」には、必ずその子なりの理由がある

以前、こんなご家族がいました。

・「家だし安心だと思ってたんです」

・「でも、なぜか毎回嫌がるんです」

・「触った瞬間、顔が固まって…」

お母さんは、少し疲れた顔で話してくれました。

正直、最初はすぐに理由は分かりません。

でも、ゆう美では事前にかなり細かくご家族さまとお話しさせていただきます。

・どんな音が苦手?

・どんな声が安心?

・どこを触られるのが苦手?

・疲れやすい時間帯は?

・人が増えると不安?

・落ち着く場所は?

・好きな動画や音楽は?

・嫌だった経験はある?

すると、少しずつ見えてくることがあります。

■“苦手”にも種類がある

たとえば、「触られるのが苦手」と言っても、全部が嫌なわけではないことがあります。

急に指先(点)で触られると、ビクッとしてしまう。

でも、「ここ触るね」「耳の近くだよ」とゆっくり声をかけながら、手のひら(面)で安心を伝えるように触れると、少し落ち着くことがある。

・耳まわりだけ苦手。

・頭頂部は平気。

・首が急に動くのが不安。

・“触られる”ではなく、

・“急に何をされるか分からない”が怖い。

これは、大人も子どもも障がいの有無に関係なく共通している事かと感じています。

音も同じです。

「音が苦手」とひとことで言っても、実は違う。

・大きい音が苦手。

・振動を感じる音が苦手。

・急な物音が苦手。

・高い声が苦手。

・早口が苦手。

逆に、落ち着いた低い声だと安心する。

好きな動画の音なら集中できる。

ハサミ音は嫌でも、人の声は安心できる。

本当に、人それぞれです。

■「家なら安心」とも限らない

これも現場でよくあります。

「家だから安心だと思ってた」でも実際は、いつもと違う人が来るだけで不安。

家族が増えると落ち着かない。逆に、人が少ないと不安。

病院帰りの方が落ち着いている。

午前は不安定。

午後の方が穏やか。

“いつもと同じ”でも、その日の体調や空気で変わる。

だから、一回で正解なんて分からない。

むしろ、少しずつ見つけていく。

その小さな積み重ねだったりします。

■よくあるピーマンの話

たとえば、ピーマンが苦手な子に、「小さくしたから分からないかな」と思って、ご飯に混ぜた。

親としては、栄養あるし、少しでも食べてほしい。

でも本人は気づく。

そして、

口から出す。親には分からない。

でも本人にしか分からない

・匂いかもしれないし

・食感かもしれない

・いつかの記憶かもしれない…

必ず、嫌がる時には何か理由がある。

髪を切ることも、少し似ているのかもしれません。

・嫌がる。

・怒る。

・逃げる。

そこには、“困らせたい”ではなく、“その人なりの理由”があるのかもしれません。

■ゆう美が大切にしていること

だから私は、「慣れれば大丈夫」「頑張ればできる」とは、思っていません。

・無理に克服しなくていい。

・押し付けなくていい。

・周りと比べなくていい。

・「普通はこうだから」で決めなくていい。

大切なのは、“その子(その人)の特性を活かす”こと。

“できない”ではなく、“できるカタチに変える”こと。

・安心できる声。

・安心できる触れ方。

・安心できる環境。

・安心できる順番。

その子らしい方法を探す。

それが、私は最優先だと思っています。

■最後に…

もし今、「また嫌がった」「私のやり方が悪いのかな」そう思っているなら。

できないのではなく、まだ、“その子に合う方法”を探している途中なのかもしれません。

全部分からなくてもいい。

少しずつでいい。

でも、その子を知ろうとすること。

「何が安心かな」と考えること。

それは、きっと伝わっています。

そして、“普通”より、“その子らしさ”を大切にしてもいい。

私は、そう思っています。

【ご相談はこちら】

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“まだ頼むか決めていない”そんな段階でも大丈夫です。

つくば出張美容サロンゆう美では、ご本人の特性・苦手・安心できる条件を一緒に整理しながら、「その人に合う整え方」を考えています。

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対応は、ゆう美 代表 小久保 ますみが担当します。

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