【コラム21】「もうどうでもいい」が、少し変わった日整容が、“自分らしさ”を少し取り戻す話

この言葉を、私は現場で何度も聞いてきました。

「もうどうでもいいよ」

髪も。服も。写真も。

外に出ることも。人に会うことも。鏡を見ることも。

以前は好きだったはずなのに…

以前は気にしていたはずなのに…

・病気や障がい

・認知症

・介護

・医療的ケアと長い入院

・繰り返される通院

・思うようにいかない毎日

そんな日々の中で、少しずつ「どうでもいい」という言葉が増えていくことがあります

でも私は、その言葉を聞くたびに思います。

本当にどうでもいいのかな

もしかしたら、自分を納得させるための言い訳をしているのではないか?と。

・今の自分に自信がなくなった

・もう頑張ることに疲れた

・人に見られたくない

・鏡を見るのもつらい

そんな気持ちが隠れているのかもしれない。

ご家族も同じです。

最初は、「髪切ろうか」「整えようか」と声をかける。

でも、何度も断られる。嫌がられる。

すると、

「本人がいいなら…」と少し諦める。

それも愛情、無理強いしたくないから。

でも本当は、少し気になっている。

少し心配している。

少しだけ、以前の笑顔を思い出している。

整容の時間。

特別なことはありません。

今日は前髪だけ。

今日は少し整えるだけ。

途中で休憩する。

嫌ならやめる。

無理はしない。

その人のペースで進める。

そして整え終わったあと。

ふと鏡を見る。

前髪を触る。

もう一度見る。

そして、ぽつり。「意外と悪くないね」

その一言に、ご家族が笑う。

私も笑う。

本人も少し笑う。

病気は治っていない。

介護が終わったわけでもない。

悩みがなくなったわけでもない。

でも、何かが少し違う。

その日、

少しだけ表情がやわらかい。

少しだけ会話が増える。

少しだけ外を見ている。

少しだけ前を向いている。

私は、それで十分だと思う。

整容は、人生を変える魔法ではありません。

でも、立ち止まっていた気持ちが、ほんの少しだけ動き出すことがある。

「もうどうでもいい」から、「少し整えてみようかな」へ。

その小さな一歩を、私は何度も見てきました。

髪を切ることは、見た目を整えることだけではありません。

その人の尊厳を守ること。

その人らしさを思い出すこと。

そして、少しだけ前を向くきっかけをつくること。

私は、それも整容の大切な役割だと思っています。

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・鏡を見なくなった
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・「もうどうでもいい」が増えた
・美容室へ行けない
・寝たまま/車椅子/バギー
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つくば出張美容サロン ゆう美では、その人の状態や気持ちに合わせた「その人らしい整え方」を一緒に考えています。

無理に前を向かなくていい。でも、少しだけ前を向けるお手伝いができたら嬉しいです😊

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