【コラム26】「次はいつ来るの?」髪を切ることが、未来を楽しみにする気持ちをつくることがある

次はいつ来るの?」私はこの言葉を聞くたびに、胸が熱くなります。

なぜなら、その言葉を言った方は、少し前までこんなことを話していたからです。

・「鏡なんて見たくない。」

・「もうどうでもいい。」

・「髪なんて誰も見てない。」

・「私はもう、いいのよ。」

認知症、病気、障がい、医療的ケア、寝たきり、在宅療養…

それぞれの状況の中で、人は少しずつ“先の予定”を考えなくなることがあります。

・明日の予定

・来月の予定

・楽しみにしていた予定も…

生きることに精一杯になると、未来よりも、今日を乗り越えることが優先になる。

それは当然のことです。

でも私は今までに、何度も見てきました。

髪をきって、身なりが整うと…

・鏡を見る。

・前髪を触る。

・少し照れながら笑う。

そして、ぽつりと言う。

「次はいつ来るの?」

その言葉には、ただ予約を取りたいだけではない、大切な意味があるように感じます。

・また整えたい。

・また会いたい。

・また写真を撮りたい。

・また外に出たい。

・その日まで元気でいたい。

私は、そこには、ただ髪を切るだけでなく、整容というの大きな価値があると思っています。

・医療は命を守ります。

・介護は生活を支えます。

では、“楽しみ”は誰が支えるのでしょうか。

“未来への期待”は誰が支えるのでしょうか。

“また会いたい”=人との関わり=孤立からの脱却

“またやってみたい”=挑戦する意欲=自己肯定感の回復

“また行きたい”=行動の意欲=能動的エネルギー

このような気持ちは、生きる上で本当に必要なのに、蓋をされている部分のように感じています。

人は誰でも、楽しみがあると少し前を向く。

予定があると少し頑張れる。

会いたい人がいると少し笑顔になる。

認知症でも、病気があっても、障がいがあっても、高齢になっても。

その気持ちは変わらない。

だから私は、整容とは、髪を切ることだけではないと思っています。

・尊厳を守ること。

・自己肯定感を守ること。

・家族に安心を届けること。

そして、未来を楽しみにする気持ちを守ること。

整容は、生きる意欲そのものではないかもしれない。

でも、生きる意欲につなが小さなきっかけにはなれる。

社会は今、命を守ることに力を注いでいます。

それはとても大切なことです。

でも、命があるその先の人生はどうでしょうか。

・笑うこと。

・会いたい人がいること。

・鏡を見て少し嬉しくなること。

・次の予定を楽しみにすること。

私は、ここも同じくらい大切だと思っています。

今回、伝えたいこと。

「次はいつ来るの?」

その言葉は、ただの予約ではない。

・未来を楽しみにする気持ち。

・生きる力。

・その人らしさ。

その人のすべてが詰まった言葉なのかもしれないと感じます。

⸻整容は、尊厳、自己肯定感、家族の安心⸻そして、未来を楽しみにする気持ちを支えるケア⸻

私は、大切な役割だと思っています。

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つくば出張美容サロン ゆう美では、ご本人の状態や気持ちに合わせて、「その人らしい整え方」を一緒に考えています。

無理に前を向かなくていい。でも、少しだけ未来を楽しみにできる。

そんな時間を大切にしています。

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